毎日のコーヒーは私の生活の一部
私は、毎週土日の朝に、主人と息子2人と一緒に、モーニングを目当てに近所の喫茶店に出かけます。おいしいコーヒーに、コーヒーのみの値段でトーストとゆで卵が付くからです。お店によっては、それプラスサラダやジャム、小倉あんなどのトッピングが付きますし、コーヒーの味もさまざまです。また、お店の雰囲気も違うので、色々な喫茶店に行くのが楽しみ。
どのお店も共通しているのが、いつも待ち時間があるということ。ほとんどの場合私たちは、20分~30分ほど待たされてから席に着いて、1時間から1時間半ほどのおしゃべりを楽しみます。待たされるからこそ、コーヒーもモーニングサービスのトーストや卵がより一層おいしく感じられるようです。毎週土日は、私たち家族のコミュニケーションの時間。
そんな私のコーヒーに関する思い出といえば、ポットに入れたコーヒーです。子供たちが幼いころの運動会の日には、いつもポットにコーヒーを入れて持っていきました。それも、ちゃんと豆をひいてドリップをしたものを持っていったもの。
普段は、フレッシュをたっぷりと入れて飲むのですが、ポットに入れて持ち運ぶのは、いつもブラックです。しかし、運動会を応援しながら飲むブラックコーヒーは格別のおいしさです。なぜなのでしょう?不思議とおいしいのです。息子のお友達のおかあさまたちにも大好評でした。
“おいしさ”とは、そのものの味だけではないのですね。コーヒーを飲むその場の雰囲気が大切なのでしょう。例えば、お弁当を家の中で食べるのと、ピクニックなどで外で食べるのとでは、全く味が違うのと同じ。
子供たちの一生懸命頑張る姿を見ながら、我が子を応援しながら飲むコーヒーの味は一段とおいしく感じられました。また家庭でも、いつもはリビングルームで飲んでいるコーヒーも、お天気のよい日に、ベランダや庭先にテーブルと椅子を出して、クッキーやサンドイッチを並べてアフタヌーンティーを楽しむのも、いつものコーヒーの味が一層おいしくなる方法のひとつです。
私の生活は、今はコーヒーなしでは語れません。