各社の缶コーヒーが続々リニューアル

コカ・コーラグループは6年ぶりに缶コーヒーの「ジョージア エメラルドマウンテンブレンド」を刷新。新しい製品は2015年3月から売り出し、豊富に牛乳を使って香りやコクを高めています。サントリー食品インターナショナルやUCC上島珈琲も主力商品の改良を行っています。

数多くある飲料の中でコーヒー類は最大の市場となっており、消費増税に伴う値上げなどにより市場全体が落ち込む中で、最も需要の高い冬期を待たずに各社がテコ入れに動いた模様。

「エメマン」の愛称で知られるコカ・コーラのエメラルドマウンテンブレンドは、単品での年間販売数量が業界最多の約6億本を誇っています。今回の改良ではよりコクを引き立たせるために豆の焙煎を深め、従来の粉乳ではなく牛乳を100%使用することで味に厚みを出しています。また、パッケージにある山のデザインも変更します。

通常のエメマンとブラックの2商品(185グラム、希望小売価格は税別115円)は2015年3月9日から販売を開始し、同時に積極的な販促キャンペーンも展開。ジョージアブランド全体では年間の販売量は約40億本となっており、主力商品を改良することでさらに前年よりプラスを目指すとのことです。

UCCは主力商品である「UCC ブラック無糖」のボトル缶タイプのコーヒーを2015年3月23日に刷新。お得感のある大容量375グラム(同140円)は飲みやすさを求める消費者が多く、小容量の275グラム(同130円)については本格的な飲みごたえを求める消費者が多いとのことで、それぞれによりキレとコクのある味わいに変更しています。

飲料総研(東京・新宿)の見通しでは2015年の缶コーヒー市場は前年に比べて1%減少し、3億8,400万ケースとされています。昨年春に引き上げられた消費税に合わせ、缶コーヒーの自動販売機での価格は原則120円から130円に引き上げられました。また、コンビニエンスストアの淹れたてコーヒーも強力なライバルとして存在するため、缶コーヒーも課題として商品力の向上が挙げられます。

サントリー食品も「ボス」シリーズの主力5品を2015年2月上旬に一斉リニューアルを実施したほか、新しい製法により強いコクを実現したボトル缶タイプの「プレミアムボス ブラック」(400グラム、同140円など)を2015年3月10日に発売しました。

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