アイスコーヒーは急冷が命?

アイスコーヒーは当然ながら抽出した熱いコーヒーを冷やしたものを言いますが、意外と冷やす工程でコーヒーの味を落としてしまう方が多いのが現状です。例えば、少し冷ましてから冷蔵庫に入れたり、氷をある程度入れ、ぬるくなったコーヒーを冷蔵庫に入れたり・・・、氷を沢山入れて薄くなってしまった、なんて人もいるのではないでしょうか?

ご存知の方も多いでしょうが、抽出したコーヒーを放置して冷ましてしまうと味が落ちてしまいます。えぐみが出て、香りも飛び、美味しく頂くことが出来ません。ですから、これらの味の劣化が起きる前に冷やすのがポイントになります。

冷やす、といっても、単純に氷を入れればいいというわけではありません。熱いコーヒーにただ氷を入れて溶かせば、薄いコーヒーになりますから、ここでは3つの方法をご紹介します。

1.さっと氷を通す

コーヒーに氷を入れ、すぐさま撹拌したところで氷を出す方法です。少し面倒ですが、味が薄くなるのを防いでくれます。使用する氷は、冷凍庫で作った氷で構いませんが、溶けにくいようカチカチに凍った氷がベストです。作ってからさほど経っていないような柔らかい氷は、溶け易い分よく冷えないので注意。

そして撹拌時は、円を描くように混ぜるのではなく、縦に切るように混ぜてください。すると素早く混ざり、急冷することが出来ます。

2.容器ごと氷で冷やす

小さいボウルと大きいボウル2つを用意し、大きいボウルに氷を張り、小さいボウルにコーヒーをいれます。氷のボウルの上にコーヒーのボウルを置き、コーヒーを撹拌することで冷やします。料理などでよく使われる手法ですね。

少し多めのコーヒーでも冷やせますが、氷が沢山必要なので注意してください。

3.濃い目に抽出し、氷に注ぐ

この方法が1番お手軽な方法です。普段よりも濃く抽出し、直接氷の入ったグラスに注ぎます。そしてある程度撹拌するだけです。

さて、3つの方法を書きましたが、ご参考になりましたでしょうか?冷やし方1つで、アイスコーヒーの美味しさも変わります。皆さんも、ご自宅等でアイスコーヒーを作られる場合は「急冷」の仕方に気をつけてみてください。

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