表参道に本場ハワイを楽しめる、アイランドヴィンテージコーヒー表参道店が開店
アイランドヴィンテージコーヒージャパン(横浜市中区)が経営するハワイ発のコーヒーショップ「アイランドヴィンテージコーヒー表参道店」(渋谷区神宮前6、TEL 03-6434-1202)が、2015年2月12日表参道にに開店しました。
同店が提供する「ポキボウル」は、表参道店の限定メニューです。
アイランドヴィンテージコーヒーは1996年にハワイで創業され、現在はハワイ内で4店舗を展開しています。
日本上陸は2013年、青山通り近くにに青山店をオープンしました。青山店の主な客層は20代半ば以降、特に女性の割合は9割を超えるとのことです。
同店は2店舗目の出店先を検討するにあたり、女性利用客の見込みや、青山店での客単価が当初の見込みよりも300~400円ほど高い1,200円であることを踏まえ、同じエリアに出店を決めたとしています。
このエリアは最近、ハワイ発のパンケーキなどのスイーツやプレートランチを提供するレストラン、コーヒーショップなどの飲食店が増えていますが、同店の人気メニュー「アサイーボウル」とパンケーキは競合しないと判断。また、人通りも多いエリアなので10~20代前半のより若い人をターゲットにしています。
実はこの場所は2014年10月末、ピザチェーンの「シェーキーズ」が37年という歴史に幕を下ろした場所です。店舗面積は約46坪で店内の客席は70席となり、本場ハワイと同じデザイナーが共通の世界観で表現した店舗となっています。
店舗のイメージは「昔の王族が住んでいた家」
クリーム色味がかった白を基調に、黒の椅子やテーブルという配置。さらにこの店舗は表参道とキャットストリートの双方に面しているので、大きな窓を2面に設置し、開放感のあるレイアウトとなっています。
またデザインだけでなく、電源やWi-Fi環境も整備しているので実用的な面でも問題ないでしょう。
表参道店の限定メニューである「ポキボウル」とは、ポキ(魚介類の切り身を使う料理)を黒米の上にのせる日本初のメニューであり、マグロやトビコ、アボガドなどを乗せた「しょうゆアヒボウル」の他にエビをメインにガーリックオイルをかける「ガーリックシュリンプボウル」など複数の味を用意しています。
また、表参道店と青山店の共通メニューには新たにフリフリチキン(=ローストチキン)サラダ(以上、各1,580円)、半分に切ったパパイアにヨーグルトやグラノーラなどをのせる「ヨーグルトボウル」(1,050円)、コナビール(680円)などがメニューに追加されます。
そのほかのメニューも、ドリップコーヒー(M390円、L450円)にはハワイ島カウ地区で生産されるカウコーヒーを使用。サンドイッチ(1,150円~1,320円)、アサイーボウル(レギュラー1,500円、ハーフ850円)のレシピは本場ハワイの店舗と同じとのこと。これだけの充実したラインナップから、同店では表参道店の客単価も1,200円と想定しています。
飲食物以外にも、コーヒー豆やマグカップ(S1,650円、M1,850円、L2,200円)、オリジナルバッグ(1,350円)、アサイーパウダー(3,800円)などの店内販売も行っています。
同社営業本部長の柄澤(からさわ)博人さんは「お客さまから要望が多かったポキボウル。まだ食べたことがない方は、この機会に知っていただければ」と話して来店を呼びかるとともに、場所がかつて有名だったシェーキーズ跡地であることを踏まえ、「将来的に待ち合わせ場所になるようなランドマーク的な存在になれれば」と意欲的です。
同店舗の営業時間は9時~22時。早くも4月には3号店がショッピングモール「横浜ベイクォーター」(横浜市神奈川区)に出店することも決まっており、さらに将来的には全国に50店舗ほどの展開を見据えている同店。ぜひ本場ハワイの味を楽しんでみてはいかかでしょうか。