フランスのベンチャー企業が「香り」で起こす目覚まし時計を開発

最近はスマホのアラームで起きるという人も多いのかもしれませんが、アラームで起きられる人は寝起きがいい方かもしれませんね。

世の中にはたいそう眠りが深い人がいて、どれだけ大音量の目覚ましでも、あるいはどれだけたくさん目覚ましを鳴らしても起きないという人がいるようです。

そこまでいかなくても、朝に(朝とは限りませんが)定時に起きなければならない人は大勢いるわけで、目覚まし時計というのは様々なものが考えだされています。

昔ながらのベルが鳴るものから、音がだんだん大きくなるもの。枕の下に入れておいて、時間になると振動するものや空気によって持ち上がるというもの。

果ては、時間になるとプロペラが飛んで行き、起き上がってプロペラをひろってこないと音が止められないものや、ビームガンで的を射抜かないと止まらないものまであります。

このたびフランスのベンチャー企業が提案したのは、そうしたどちらかというと攻撃的な刺激で起こしに来るというものではなく、時間になると香りが出る目覚まし時計。

フランスのベンチャー企業センサーウェイクは、スイスの香料会社・ジボダン社と提携してこの目覚まし時計を開発しています。

選べる香りはコーヒーやミント、バニラといったものから、「焼きたてのクロワッサン」「米ドル札の匂い」など様々。

時計にそれらの香りが封じ込められたカプセルをセットしておくと、時間になるとその香りが漂い、それによって嗅覚が刺激されて目が覚めるというシステムです。

どこからともなくコーヒーの香りがだだよってきて目が覚めるというのは、なかなか素敵ですね。

この商品の価格は日本円で22,590円(税込)、2016年11月以降出荷予定とのこと。

関連記事

ページ上部へ戻る