新オープンの「カフェ ネスカフェ 原宿」はカフェの新しい形を提案
2015年2月28日にネスレ株式会社(本社:神戸市、代表取締役兼CEO:高岡浩三)が運営する「カフェ ネスカフェ 原宿」が装いを新たにしてグランドオープンしました。この店舗のコンセプトは「五感で楽しむ体験型カフェ」であり、ネスカフェの新しい旗艦店としてコーヒーの味だけではなく、楽しく飲む時間を過ごせるような提案を行っていくとしています。
新店舗のこだわりのベースには「五感」があります。五感とは「味わう」「香る」「触れる」「聞く」「見る」の5つ。店舗ではこれらの5つの要素を使って、既存のカフェでは体験できないようなワクワクした体験をしてもらうことを狙いとしています。
最近ではサードウェーブコーヒーが流行っていますが、これは豆や淹れ方へのこだわりが高いため、プロでないと美味しく淹れることが難しいもの。そんな中、ネスカフェのコーヒーマシンは操作の手軽さが魅力。
ネスカフェは新店舗のグランドオープンの際に、「ネスカフェのコーヒーマシンを使用すると誰でも簡単に、ボタンを押すだけで美味しいコーヒーをいつも楽しむことができる。計量する必要もなくメンテナンスも簡単なので、気に入ったら是非ご自宅への導入も検討して欲しい」と話しています。
新店舗に入ってまず目に入るのは、店の中央に設置されている「味わう」ための体験コーナーです。このコーナーには「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」と「ネスカフェ ドルチェ グスト」という2種類のマシンが用意されていて、客は「1day マグ」(926円)を注文することで何度でも利用することができます。
ここで楽しめるコーヒーは味や淹れ方などを組み合わせて約20種類あり、さらにココアやチョコレートなども常備されていてラテアートを楽しむこともできます。
そして体験コーナーの横には感情認識パーソナルロボットPepperが常駐しています。このロボットはネスカフェからの情報を発信するだけでなく、客一人ひとりに合ったコーヒーを選ぶことができます。
提供するものはコーヒーだけでなく、美味しい料理もあります。「デリ プレート」(1,250円)は鉄鍋のココット5種類、ジャーサラダ2種類、パテ8種類のなかからそれぞれ好きなものを選び、さらに店内で捏ねる工程から作っているフォカッチャ3枚とドリンクがセットになっています。
デザートのなかで注目が集まっているのは素材にこだわっている「マグケーキ」(352円)で、「モカチョコチップ&バナナのマグケーキ」「バニラ&塩キャラメルのマグケーキ」など種類は5種類用意されています。どれもコーヒーとの相性という観点でこだわった商品。
店内にはカウンター席、テラス席、ソファ席の他に、階段型デザインの一角では自宅のリビングで過ごすように寝そべって楽しむこともできます。そのなかでテーブル席には店内でその日に焙煎したコーヒー生豆を設置し、「ネスカフェ」の品質を肌で感じて欲しいと考えられています。
また、店内にはクッションが6種類用意されていて、自分の好きな色のクッションを好きな席で使用することができます。
ネスカフェはこのような施策について、「いままでのカフェは例えて言うなら”3rd Place”で喫茶を楽しむ場所だったが、新しいネスカフェでは一人ひとりの客がそれぞれの”My Place”を自分で作ることがポイント」だと言います。
自分で選んだ好きな味を、好きな席で、自宅以上にくつろいで楽しんでもらいたいという想いから、店内のインテリアはシンプルになっています。その中で一人ひとりが自分の色でその空間を染めることができるようになっています。