スターバックスでプログラマーを見かけたら
ある日、一人のPCプログラマーが、スターバックスでコーヒーを飲んでいました。
そして「世界のすべてのスターバックスを踏破し、すべてのスターバックスでコーヒーを飲もう」と決意しました。
それくらい感動的に、スターバックスのコーヒーが美味しかった。のではありません。申し訳ありませんが本人談「単なる思いつき」とのことです。
「世界中のスターバックスに行ってコーヒーを飲むということは、世界中を旅するということ。たいしたことじゃないし、なにより楽しそうじゃないですか」
プログラマーはフリーランスとなり、世界のスターバックス全踏破に挑戦開始。転職と大冒険への旅立ちを、同時に行ったのです。
実は、プログラマーが旅立ちを決意したのは1997年でした。当時、アメリカのスターバックスの店舗数は1,500。
ところが、プログラマーが旅を続けるうちに、スターバックスの方が、より大規模で迅速な冒険を開始してしまいました。
スターバックスは世界65の国と地域に挑戦し、作ったお店の数は23,305。
プログラマーは現在、38ヶ国のスターバックスの店舗を踏破。踏破した店舗数は11,676。コーヒーも店舗数と同数、もしかしたらそれ以上に飲んでいます。
残りは1万店舗以上の計算となるそうで、もちろん踏破し、コーヒーを飲む予定とのことです。
冒険は、プログラマーとスターバックスの世界各国・踏破競争に転じました。
プログラマーだけあって、旅行も計画的。1年のうち、3ヶ月ほどをスターバックスに出かける期間とし、年間収入の4分の1ほどを旅費としているそうです。
プログラマーのお名前は、ウインターさん。
日本にいらっしゃったことがあるかどうかは不明ですから、これからいらっしゃるかもしれないし、どこかのスターバックスで、ウインターさんとすれ違ったことがあるかもしれません。
アメリカでは最近、キットカット抹茶味などの、抹茶のお菓子が流行中。日本のスターバックスには抹茶のメニューがありますから、ぜひ、そちらもお楽しみいただきたいものです。