2014年秋、コンビニ・コーヒーが美味しさの販売競争を開始
コンビニのカウンターコーヒーは、私たちのコーヒーライフに欠かせないものとなりつつあります。
それを反映してか、コンビニのカウンターコーヒーの販売競争がこれまでになく激化しているそうです。
最もカウンターコーヒーが売れているコンビニは、セブンイレブン。2014年10月25日、全国のカウンターコーヒーを一斉リニューアルしました。
より味わい深いコーヒーを目指して設備を改善し、価格でいえば20%値上げしてもよい品質のコーヒーを、従来どおり100円で販売しているそうです。
最も注目されているのは、コーヒー豆の渋皮を取り除く装置。豆の渋皮を取るとコーヒーが雑味のないすっきりとした味になるのですが、この工程を設備に組み入れたのはセブンイレブンだけ。他のコーヒーチェーンやコンビニでは見られない、独自の設備だそうです。
それを受けて、他社のコンビニチェーンも販売に力を入れています。
ローソンでは、従来200グラム185円だったコーヒーを160グラム100円に。紅茶などのティーメニューもあります。ファミリーマートは、カフェラテにチョコレートを加える「ショコラ・ラテ」を新発売。
コンビニチェーンによってはスタンプカードを配布し、10杯飲んだら好きなコーヒーを1杯サービスしてくれるお店があります。一番安いコーヒーを10杯飲んで、一番高いコーヒーを1杯無料で飲むことも可能。たいへんありがたいサービスです。
今年の秋は、コンビニコーヒーが美味しさの販売競争を行うこととなります。各社ぜひとも頑張っていただきたいものです。