セブンカフェ(コンビニコーヒー)が塗り替えつつあるコーヒー業界地図

「セブンカフェ」をはじめとした。コンビニの店頭で100円程度で気軽に買えることで売り上げを伸ばし、今やマクドナルドなどファストフードのコーヒーの売上減少にも影響を及ぼすまでになってきました。

2014年6月20日に発表された日本フランチャイズチェーン協会によるコンビニエンスストア売上高の5月分によれば、店舗数の増加により全店をまとめた売上高は前年比で3.8%上がったものの、既存店ベースでの売上高は前年同月比で0.8%下回りました。そんな中でもカウンターコーヒーの売り上げは好調で、売り上げを支えています。

昨年大ヒットし、今年になって持続的な人気によって定着した感があるコンビニコーヒーの魅力とは何でしょうか?

ネットリサーチを行う調査会社・クロス・マーケティングが実施した「コーヒーに関する調査」には、首都圏に住む20歳以上60歳未満の男女2203人が回答しました。1週間に1回以上コーヒーを飲む人が、1年前と比べて飲むコーヒーのタイプが変わったかというアンケートでは、コンビニコーヒーを飲む頻度が増えたという人が22.2%にものぼりました。

しかし、1番好きなコーヒーのタイプについてのアンケートでは1位は28.5%のコーヒーチェーンのコーヒー。2位は21.1%のレギュラーコーヒー。コンビニコーヒーが1番好きと答えた人はわずか2.1%でした。これは缶コーヒーの10.8%を大きく下回ります。

この結果を受け、クロス・マーケティングはコンビニコーヒーが1番好きという人がほとんどいないのにも関わらず、飲む頻度が増えたというのは、価格の安さやコンビニに行ったついでに買えるというお手軽さが要因ではないかと分析しています。

つまりコンビニコーヒーの魅力とは「味のよさ」ではありませんでした。ここから、味だけでは消費者の目をひくことは難しく、値段や手軽さといったコーヒーの消費全体にかかわる要素がなければいけないといえそうです。

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