コーヒー飲むのにわざわざデカフェを選ぶ必要などあるのか?
日本には「健康オタ」のたぐいが多いですが、彼らの特徴として共通しているものには・・・
・医学的知識はない
・化学的知識はない
・テレビや雑誌の情報を鵜呑みにする
・情報の真偽を自分で確かめようとしない
・自分に都合が悪いものは信じない
といったことがあります。
要するに一種の宗教。日本ではこういう健康オタを洗脳して信者にすると儲かります。例えばマイナスイオンだとか水素水などはその一例。
そこで、今新しい稼ぎ頭になりつつあるのがカフェインレス飲料。つまり本来カフェインが入っている飲み物からカフェインを取り除いたもの。
カフェインレスの他には、デカフェとかカフェインゼロなどといった表現もありますね。
ちなみにこれらは完璧にカフェインが取り除かれたわけではなく、ごく微量ながらもカフェインは残っています。
キリンの「カフェインゼロ生茶」にも100mL中0.001g未満のカフェインは含まれているようです。
関係ありませんが「生茶」という商品には発売以来疑問を持っているんですよね。お茶というのは茶葉を加工しておいしくする飲み物なのに、生のまま使ってどうするんだと。
今なぜかこうしたカフェインレス商品が売れているそう。別にカフェインなど過剰に摂りすぎなければ体に悪いなどということはないのですが・・・。
健康のためにはもっとすることがあるはずですが、何故カフェインに対してそこまで必死なのでしょうか?
ただ、変にカフェインを嫌う健康オタはどうでもいいとして、こうしたカフェインレス商品にもそれなりに存在意義はあります。世の中には、確かにカフェイン摂取を抑制したほうがいいという人もいます。
例えば、妊婦さんや胃酸過多の人などはカフェイン摂取は制限したほうがいいでしょう。しかし、好きなコーヒーやお茶を我慢し続けるのもつらいことですから、そういう人のためにはカフェインレス商品はいいと思います。
それでも、そういう人たちだけを対象にしていても売上は伸びませんから、やはり健康オタを洗脳するほうが売れるのでしょうね。