コーヒーが風邪予防に効果がある?という疑問について・・・

巷の情報ではコーヒーは体を冷やすだとか、温めるだとかいろいろ言われていますが、はっきりしたことはわかっていません。

冷やす派の中でも、コーヒーは南方の作物だから体を冷やす性質があるという全く根拠がない理屈から、コーヒーは末梢血管を拡張させるために熱を発散しやすくなるという多少医学的っぽい理屈まで。

一方、温める派の中にも、利尿作用で体を冷やす余計な水分を排出するからとか、交感神経を刺激することで体が興奮状態になるからだとかいろいろ。

とりあえず南方の作物だから体を冷やすというのはまあ信じるに足りないでしょう。南方原産でも生姜のように体を温める作用を持つものもありますから。

カフェインが末梢血管を拡張させるというのは本当のことですが、だからといってそれで熱を発散しやすくなるというのは怪しい。

感染症にでもならなければ体温は通常一定に保たれるようになっています。もし本当にそれで熱が発散されたなら、逆に体は体温を保つために温める方向に動くということも考えられます。

体に余分な水分があると冷えやすくなるというのは、どうやら日本の漢方薬の「水毒」という考え方が根拠にある模様。しかし、尿というのは熱を伴って排出されるため、排尿されれば逆に体は冷えます。

交感神経が働くと体は確かに興奮状態というか戦闘態勢になるわけですが、それによって体温が大きく変動するなら、交感神経が働くたびに熱を感じることになります。

交感神経というのは何もしなくても必要があれば働くもの。

何が言いたいのかというと、コーヒーが体を冷やすという人は風邪予防によろしくないと言い、温めるという人は風邪予防に効果があるというのですが、そもそもコーヒーで風邪予防云々を考えるのはいかがかと・・・。

風邪予防というのは適度に食事と睡眠をとり、体を冷やさないように気をつけ、あとは手洗いとうがいを徹底するのが王道かつ最も効果的。

コーヒーを飲んでようが飲んでいまいが、そこをきちんとしていなければ、『予防にはなりませんよ』ということです。

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