1日のシーン別おすすめコーヒーはコレ
コーヒーが好きという人でも、一日のどの場面でどのコーヒーを飲むかということを考え、飲み分けている人はあまりいないのではないでしょうか?
ここでは、一日の場面別に適したコーヒーを考えてみます。
あくまで一例ですのでご参考程度に。
朝は甘めのミルクコーヒーで
朝のコーヒーは、目を覚ますために濃い目でカフェイン摂取という人もいるでしょう。でも、そのわりには午前中眠いということはありませんか?
実は、ほとんどの人間にはカフェイン耐性ができるので、常日頃コーヒーを愛飲している人ほど、カフェインの眠気覚まし効果は効きにくくなっているのです。
それよりも、朝は砂糖多めのミルクコーヒーがおすすめ。糖は脳のエネルギーになる上、牛乳に含まれるカルシウムは脳の伝達物質としても働くので、頭の働きがよくなります。
ちなみにここで言っている「ミルクコーヒー」には、カフェオレ、カフェラテ、カプチーノなどを含めます。
昼食後はブラックで
日本ではランチメニューというと炭水化物多めというイメージがあります。ランチタイムのサービス価格で客を満足させるには、主食分を多くする必要があるからでしょうか?
バランスがとれた愛妻弁当などという羨ましいものが食べられる人は別として、そのへんで炭水化物多めのランチを食べたときには、食後のコーヒーはブラックにしておくのがおすすめ。
炭水化物をたくさん食べると血糖値が上がります。コーヒーには血糖値を上がりにくくする効果があるという研究もあるので、昼食後にコーヒーを飲むこと自体はよいことです。
ただし、砂糖を加えてしまったら、いくら血糖値を抑える働きがあるといっても、糖分の摂り過ぎになってしまいます。
ブラックが苦手なら、砂糖抜きのミルクコーヒーでもいいでしょう。
おやつタイムにはエスプレッソ(無糖)で
おやつは言ってみれば糖分摂取のようなものです。しょっぱいおせんべいでもやっぱり糖です。なので、やはりここでも無糖が基本。
特に砂糖がたくさん使われているケーキなんかを食べるときは、苦いエスプレッソがおすすめ。
本来、本場イタリアではエスプレッソはたくさん砂糖を入れて飲むものですが、甘いものと合わせるときは無糖にするとお互い引き立てあっておいしいです。
おやすみ前にはカフェオレで
コーヒーを飲むと目が冴えてしまうという人にはもちろんおすすめしませんが、寝る前にコーヒーを飲んでも普通に眠れるという人には、おやすみ前に温かいカフェオレをおすすめします。
カフェイン耐性があっても、就寝前にあまりたくさんカフェインをとるのはよくないので、その分牛乳でカフェイン分を減らします。
以前、寝る前にホットミルクを飲むと、牛乳に含まれる成分のおかげで安眠できるということが言われていましたが、それは医学的には根拠がありません。
ただし、寝る前に温かいものを少量飲めば、体も精神もリラックスして眠りに入りやすくなるのは確かだと思います。
ただ、砂糖を入れたときは歯磨きを忘れずに・・・。