「昼寝効果」を高めるためにコーヒーをプラス

人間の体は交感神経と副交感神経なる自律神経によって、活動と休息などのバランスをとって生きています。昼食後に眠くなるのは、消化機能を働かせるために副交感神経が働いて体を休息させようとするため。

また、消化器が働くために血液が供給され、その分脳内の血液が減少するからでもあります。

これは、人間の機能として当然のこと。昭和の時代には、そういうことを理解できず、根性でその眠気を抑えろなどと馬鹿なことを言う人も存在しました。

最近は根性で人間の本来持つ働きを抑えろなどという頭の悪いことを言う人は流石に見かけなくなりました。昼食後の短時間の昼寝が、午後の仕事や勉強の集中力を増すということで、企業や学校でも「昼寝時間」を設けるところも増えています。

そして最近、昼寝直前にコーヒーを飲むことで、昼食後の昼寝の効果をさらに高められるということがわかってきました。

コーヒーを飲むとカフェインのせいで眠れなくなるのでは?と思う人もいるかもしれません。

しかし、コーヒーを飲んでもカフェインが吸収され、脳まで運ばれるには20分ほどかかります。そして、午後の効率を高めるための昼寝は20分ほどがいいとも言われています。

昼寝時間が20分を超えると、脳が本格的に休眠状態に入ってしまい、働き出すまで時間がかかるので、15分~20分ぐらいにしておくのがいいそうです。

つまり、昼寝直前にコーヒーを飲み、20分の昼寝をすると、目覚めのタイミングに合わせてカフェインの覚醒作用も働いて、二重に頭がすっきりするというわけですね。

これはかなりすばらしいパートナーであると言えるではないでしょうか?

カフェインを利用するということでは、やはりカフェイン含有量が多いコーヒーがいいようです。

とはいえ、コーヒーが苦手という人もいると思います。ココアや緑茶などにもコーヒーほどではなくてもカフェインが含まれているので、好みのドリンクで試してみてもいいかもしれません。

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