飲みすぎには要注意!コーヒーが体にいいのは1日何杯まで?
朝起きたら、まず何をするよりも早くコーヒーメーカーのスイッチを入れるという生活の人も多いのではないでしょうか。コーヒーの芳しい香りを嗅ぐだけで、寝起きの頭もすっきりを冴えてくるものですが、実はコーヒーには他にも様々な健康的な利点があります。
しかし、どんなものにでも言えることですが、摂りすぎは禁物。では、何杯までならいいのかと疑問に感じる方のため、今回は海外の情報サイト『Safe Bee』の記事などを参考に、コーヒーの摂取は1日何杯までにするべきなのかをお伝えしましょう。
コーヒー摂取の限度は?飲むべき時間は?
米国食品医薬品局(FDA)が定めた食品摂取のガイドラインによると、カフェインの1日の摂取量は400mgまでが安全だと言われています。コーヒーの濃度にもよりますが、通常のカップで計算すると1日3~5杯という計算になるそうです。
そのため午前中に2杯程度、午後の眠気覚ましに1~2杯というような飲み方であれば、健康への悪影響はないと言えるでしょう。しかし、コーヒーの覚醒作用は強いので睡眠に影響が出る可能性があると言われています。就寝時間の6時間程度前からは摂取をやめたほうがいいでしょう。
また、同じカフェインとは言ってもエネルギー飲料などに含まれている成分は、健康への利点が疑問視されているので避けたほうが無難と言えます。
利益を享受できるのは健康な人だけ
コーヒーにはさまざまな健康上や美容上の利点があります。糖尿病や心臓疾患、肝臓や子宮内膜ガン、アルツハイマー症などの予防にも効果を発揮する可能性があると言われている素晴らしい食品です。しかし、これらの健康的な利点を享受できるのは、基本的に健康な人が摂取限度量をきちんと守って摂取した場合に限ります。
また、妊婦によるカフェイン摂取が胎児に及ぼす影響については、現在でもはっきりと判明していません。また、すでに病気を患っていたり健康を害している人がコーヒーを摂取することによる影響については不明点も多いので、あらかじめ医師に相談したほうがいいでしょう。
以上、コーヒーの利点と摂取の限度量についてご紹介しましたが、いかがでしょうか。どんなコーヒーでもその利益を享受するためには、砂糖や人工のクリームなどを大量に入れないことと、高品質なコーヒーを飲むことが大切だとのことです。
1日に限られた杯数しか飲まないコーヒーだからこそ、少しぐらいは贅沢をしてオーガニック製などの美味しいコーヒーを選ぶようにしてはいかがでしょうか。