コーヒーの気になるカフェイン5つのデメリットとは

街を歩けば自動販売機と同様に、いろいろなカフェに遭遇するようになってきました。

おしゃれなカフェでは雰囲気を楽しむと共に、忙しい現代のオアシスとして喉にも潤いを求めて利用する人が増えてきています。とても身近になってきたコーヒーですが、実は隠されたデメリットが存在しています。

コーヒーやその他の嗜好ドリンクと呼ばれるコーラ・緑茶・紅茶・ウーロン茶・ココア・栄養ドリンク、更にはチョコレートにまで、「カフェイン」と呼ばれる成分が含まれています。

このカフェインが心も体もリラックスさせてくれる成分なのです。カフェインが体内に及ぼす主な作用としては、神経を興奮させたり、脂肪に働きかけ分解を促進したり、利尿作用などの作用が認められています。

神経が興奮する事で、目が覚めたりするので、眠気覚ましに飲む人も多いですが、睡眠前に摂取すると睡眠障害を引き起こす場合もあるので、注意が必要です。

脂肪に働きかけて分解を促進すると言われると、たいていの人はダイエットに向いている飲み物なのでは?と思ってしまいますが、摂取量に左右されるので、飲みすぎには注意が必要です。

カフェインの取りすぎによる主なデメリットを5つ挙げてみたいと思います。

胃もたれ・肌荒れ・血圧の上昇・貧血・不眠症や睡眠障害

コーヒーであれば1日に2杯程度までが、許容範囲でデメリットを気にしなくてよい量になります、日本茶等は薄めで飲めば問題ありません。上記のデメリットを実感するのは、適度な摂取量を超えて摂取した場合です。

カフェインがなぜ胃もたれを誘発するのでしょう、それは、カフェインには胃酸の分泌を促進する作用があり、特に空腹時にカフェインを摂取すると、胃酸過多で胃粘膜を傷つけ、炎症を起こしやすくするためです。炎症をおこすと胃もたれと感じる事になります。

次に、肌荒れについてですが、カフェインの利尿作用にも関連しますが、それを摂取する事で、体内のビタミンやミネラルをも体外に排出してしまいます。

肌荒れはビタミンやミネラル不足が一番の原因ですので、カフェインの取りすぎは顕著に肌荒れとして出てくることになります。

カフェインをとりすぎる事で、血圧の上昇がみられます。これは人によって症状は様々ですが、カフェインを常用している人で、血圧が4~13mmHg程上昇するという可能性が報告されています。

貧血については、前述の利尿作用にも影響しますが、体内の栄養素である鉄分の吸収を妨げる作用も持ち合わせています。

その為鉄分不足による貧血になりやすくなると言われています。

これは女性にとって深刻な問題にもなるでしょう。なぜなら女性は月経時には鉄分不足に陥りやすいので、更に食事の前後にカフェインを多量摂取してしまうと、一時的にでも鉄分を吸収しにくくなり、貧血を起こしてしまいます。

最後に不眠症や睡眠障害についてですが、一度多量摂取したカフェインは体内で約6時間程影響を及ぼすと言われています、眠る前にカフェインをとると興奮作用で寝つきが悪くなったり、睡眠障害を起こすことは必至です。

デメリットとはカフェインの多量摂取、つまり飲みすぎの場合に顕著に表れるものです。

ストレス社会に於いて、心のリラックスは重要な栄養分と捉えられるので、あまり飲みすぎず、睡眠の前には摂取量を控える等と工夫を凝らして、楽しんでいきたいものです。

関連記事

ページ上部へ戻る