コーヒー、紅茶と聞いて思い浮かべるイメージは?

●コーヒー、紅茶の製法の共通点

コーヒー豆は、同じ豆でも浅煎りは酸味が強く、深煎りは苦味が多いというように、製法により味に違いが出てきます。

もちろん、キリマンジャロ(タンザニア)やコナ(ハワイ)などの産地、アラビカ種やロブスタ種などの品種でも違いがあり、その味わい方は無限大です。

ところで、コーヒーとよく比較されるのは紅茶ですが、紅茶もダージリン(インド)、ディンブラ(スリランカ)など生産地の違いがありますね。

しかし、紅茶も緑茶もウーロン茶も同じ「お茶の葉」からできていることはご存じでしたか?

「チャノキ」(ツバキ科、学名「カメレイアシネンシス」)が各お茶の原料です。

緑茶は茶葉を蒸してつくり、紅茶は発酵させてつくります。

ウーロン茶はというと、これも発酵させますが、紅茶の「完全発酵」に対して「半発酵」という製法でつくられます。

同じチャノキでも、品種も様々で、それぞれのお茶に適したものがあるとか。

産地や品種の違いはあれど同じ原料から様々な味わいを生み出せる点ではコーヒーと紅茶は共通点があるといえますね。

●コーヒー、紅茶のイメージは?

今は缶やペットボトルでコーヒーや紅茶を手軽に楽しむことができますね。

パッケージのデザインも製品によって様々で、味の違いよりも好きなパッケージを選んで買う人もいるのではないでしょうか。

どちらかというとコーヒーは力強くパンチの効いたデザイン、紅茶は優雅で洗練されたデザインが多いような気がします。

「午後の紅茶」(キリンビバレッジ)のパッケージにはなんと実在した公爵夫人が描かれています。

1840年代のイギリスで女性貴族の社交場として「アフタヌーンティー」の慣習を広めたアンナ・マリア(7代目ベッドフォード公爵夫人)です。

そのせいか、紅茶というと3段のティートレイに乗せられたお菓子とともにゆったりとした時間を過ごすという優雅なイメージを思い浮かべてしまいます。

一方、缶コーヒー「BOSS」(サントリー)にはパイプをくわえたダンディーな男性が描かれています。

特にモデルはいないのだそうですが、ボスといえばこの男性を思い浮かべてしまうくらいおなじみになっています。

コーヒーをどことなく男性的で力強い飲み物と印象づけるデザインです。

このような商品イメージも手伝って、それぞれコーヒー派、紅茶派と好みも分かれることでしょう。

最近はどちらが多いのでしょうか。

若者のアルコール離れなど、好みの変化が話題ですが、もしかしたら苦味や酸味が特徴のコーヒーは避けられたりしているのでしょうか。

時代とともに好まれるものが変化するのは仕方のないことですが、そうだったら少し寂しい気もしますね。

次にコーヒーと紅茶のどちらを好むかのアンケート結果をまとめてみました。

●「コーヒーと紅茶、どちらが好きか」アンケート結果

コーヒー:40.1%
紅茶:36.7%
どちらともいえない:23.2%
(約800人が回答)

コーヒー、紅茶、どちらも同じ割合ですが、わずかにコーヒーはが勝っています。

コーヒー派の意見としては、

・香りで落ち着ける
・飲むと仕事に集中できる
・食後にさっぱりしたい
・朝はこれがないと始まらない

というような、すっきりとした風味や独特の香りを生かした飲み方しているという意見が多くありました。

一方、紅茶派は・・・
・ダージリンやセイロンなど、茶葉の違いを楽しめる
・ミルクティー、レモンティーなど、加えるもので風味が変わるところが好き
・コーヒーが好きではないので、どちらかというと紅茶を選んでしまう
・コーヒーは苦くて飲めない

と、紅茶が好きという積極的な理由もあれば、コーヒーが苦手だから紅茶という消極的理由で選ぶという意見もありました。

ちなみに、上記と同じ人を対象にして緑茶とウーロン茶を加えて再度聞いてみました。

するとコーヒー派は33.8%。

4種類の中で全体の3分の1を占めるので、コーヒー派の圧勝です。

他は紅茶は21.9%、緑茶は28.7%、ウーロン茶15.6%でした。

コーヒー離れどころか、コーヒー人気はまだまだ続きそうです。

スターバックスやドトールなどコーヒーチェーン店の多さも手伝っているのかもしれません。

日本は世界の飲み物を手軽に楽しめる国です。

これから、コーヒー派に対抗する新たなドリンクが登場するかもしれませんね。

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