冷めたコーヒーを美味しく再加熱したい時は・・・
用意しすぎたコーヒーが余って冷めてしまったり、何かに没頭するあまりカップに入れておいたコーヒーが冷めてしまったり・・・。冷めたコーヒーをそのまま飲むにも、風味が抜けたコーヒーは出来れば飲みたくないですよね。
だからとはいえ、一度抽出したコーヒーを再加熱しても劣化するばかりで、美味しさは戻りません。では、どうしたらいいのでしょうか?
ポイントは1つ。「急激に温めないこと」です。
1.湯煎で温めよう
再加熱による劣化を抑えながらも、温めることができるベストな方法が湯煎です。お湯を張ったボウルを用意し、そこにコーヒーを入れた耐熱容器を入れます。ゆっくり温めてくれるので、味や香りが飛ばず、美味しさを取り戻してくれます。
因みに、コーヒーを鍋にいれ、直火で温めてしまうのはアウトです。鍋表面の温度のみが急激に上がることで、味が落ちてしまいます。また、焦げ臭くなるので絶対にしないでください。
2.電子レンジでもやり方次第
電子レンジは簡単に冷めたものを温めてくれるので、つい電子レンジに甘えてしまいたくなりますよね。しかし、ただ電子レンジにかけてしまっては美味しさはなくなってしまいます。
先に述べたように「急激に温めないこと」が重要なのであり、急激に温まってしまう電子レンジは少し考えもの。まずはワット数を1番低いものに設定しましょう。メーカーにもよりますが、大体500Wぐらいが下限として設定されていると思います。
そして、1分以上かけないようにしてください。それを何回かに繰り返すことで、味を損なわせ過ぎず温めることができます。
でも淹れたてが1番美味しいことに変わりありません。冷める前に飲みたいものですね。