コーヒーメーカーで淹れると濃くなっちゃう?
コーヒーメーカーを使った際に、ドリップで淹れたときよりも濃くなる、苦くなるという経験をしたことはありませんか?お気に入りの豆だし、使う量も合っているのに、思ったような味にならないと、がっかりするもの。
この原因のひとつには、抽出するときの温度があります。コーヒーメーカーは続けて使うと機械の温度が上がってしまい、そのせいでお湯の温度も設定値より高くなってしまう傾向にあります。
このために、2回、3回と淹れていくうちに苦いコーヒーになっていくようです。
どうしても連続で使用しなければならないときには、コーヒーの粉の量を加減しましょう。2割ぐらい減らしてみて、好みのものができるか試してみるといいでしょう。
こうした症状は5人用以上の大型のコーヒーメーカーに見られますが、多く必要なので連続使用するのでしょうし、小型のものも抽出が安定しませんのでこの場合はおすすめできません。
また、そもそもコーヒーメーカーはドリップに比べると抽出時間がかかりますので、濃く出る傾向があり、苦味や酸味が強くなります。使う豆の量や挽き方、品種や焙煎の状態などを変えて、自分なりの調整をしていくのが、結局はおいしいコーヒーへの近道になるのではないでしょうか。
そして「これだ!」と思える味に出会うために、試行錯誤を繰り返すことも、楽しいことかもしれません。