コーヒーミルのお手入れは、こまめに細かく無理せずに

ミルは刃で豆を挽いていく器具ですから、何よりもこの「刃」が大切になります。

使っていくうちに、細かい粉や豆の油成分が刃にこびり付いてきますので、歯ブラシや刷毛、竹串などを使って、このこびり付いたものを落とすようにしましょう。

多少の油分は刃や軸の回転部分を滑らかにする役割を果たしますが、放っておくと硬くなってしまい、ミルが回転しなくなることもありますので注意が必要。

また、粉はこびり付く以外にも、酸化することでコーヒーの味を悪くします。ミルの中や粉の出口になるべく粉が残らないように、普段から気をつけましょう。

掃除をする際にはミルを分解することになります。

ですが、むやみな分解は禁物。分解や組立に自信のない場合は、購入店に相談してみましょう。この点では、アフターケアのよいお店でミルを買うようにするといいですね。

それから、ミルの刃は水洗いしたりしないこと!

錆びてしまい、使えなくなってしまうこともあります。

また電動ミルの場合、あまり細かく分解できないものもあります。目で見える部分が綺麗になっていれば大丈夫ですので、ブラシなどが届かないところに残った粉は、OA用のエアダスターなどで空気を送って吹き飛ばすのも一つの手。

挽いた粉に微粉が多くなってきたら、刃の交換または研ぎ出しが必要です。これも購入店にお願いしましょう。

そして最後に外観も。ミルの外側も常に綺麗にして気持ち良く使えるようにしておくことも、美味しいコーヒーを淹れるコツかもしれません。

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