コニカルカッターの特徴と使い方を知ろう!
今回はコニカルカッターというタイプの製品について、その特徴と使い方を紹介したいと思います。
コニカルというのは円錐状という意味があります。コニカルカッターには大きく分けると手動と電動の2つのタイプがあります。手動と電動はいったいどんな違いがあるのでしょうか?それでは、それぞについてこれから説明したいと思います。
手動ミルというのは、一般的にハンドルを回してコリコリと挽く家庭用の手動ミルです。よく家庭などで見かける事も多いのですが、手動だけに、この全てが簡略、自動化される時代の中では、挽くのに時間がかかります。
しかし、コーヒーの香りを漂わせながら、ゆっくりと流れる時間は多くのコーヒー通にとって至福であり、味わう前に鼻も楽しませる。そんな楽しみがあるのです。そしてお気に入りの音楽などを流せば、まさに五感をフルに楽しませるという表現がピッタリではないでしょうか?
多くの方が言うように、ミルの軸の構造の違いが粉の均一性(粒揃い)の違いを生むように感じます。軸を上下2ヶ所に固定しているタイプもありますが、上下1ヶ所で固定してるタイプは均一性が悪く感じます。
実は日本では、このタイプが近年増えてきて上下2ヶ所を固定するタイプは見かける機会が少なく、最近は海外製品ばかりになってきた気がします。この部分については味に大きく影響する部分ではないものの、少し寂しい気もします。また、同じミルでもハンドルを回す速さを変える事で均一性に変化が生じます。
このことからも、安定した味を求めるのであれば、均一性という観点からも一定の速さで挽く事を意識したほうが無難。
電動コニカルカッターの特徴は粉の大きさを設定するパーツがダイヤル式でなくネジ式のため、粉の大きさの調節が無段階で出来るという利点があります。こういった利点があるために電動のコニカルカッターは主にエスプレッソ用のミルとして有名で広く普及しています。
最近はエスプレッソが有名になり、メディアなどに取り上げられる事も多く家庭用や業務用でも普及し、よく見かけます。また、フラットカッターの半分程度に回転数を抑えてある商品も多く見られるようにもなりました。