こんなにある!コーヒー豆を挽くミルの種類
コーヒー豆を挽くミルの種類ってどれくらいあるのでしょうか?皆さんは考えてみた事はありますでしょうか?今回はそのミルの種類について紹介をしていきたいと思います。
現在のコーヒーミルに関しては非常に多くの製品があり、一杯分の豆を手動でこまめに地道に挽くタイプや、一時間で一トン以上挽けるような巨大な工場の設備のような物まで、実に多くの種類があります。
家庭用と業務用の大きな違いならほとんどの人が判断できますが、全体としては非常に多様化しているため、全部の違いが分からないという人が多いのが実情。
ミルの特性はその構造でほぼ決まると言われています。ミルは粉砕部分の構造と、ロールグラインダー、フラットカッター、コニカルカッター、ブレードグラインダーの4種類に大きく分けられます。
ロールグラインダーは、対になって回転する表面が歯状のロールの間隔を微調整して変える事で粉の大きさを調整、変更が可能という他の製品と違う特徴があります。
フラットカッター、コニカルカッターというタイプは、動く回転歯という部分と固定してある固定歯という部分から主に構成されているタイプの事を一般的に言います。
フラットカッター、コニカルカッターは、ダイヤルもしくは調整ネジを使って回転歯を動かして、歯と歯の間隔を変える事で粉の大きさを調整できるような大きな特徴があります。
その他にも豆知識として歯の面についても触れれば、フラットカッターの歯は平面状ですが、コニカルカッターの歯は円錐状になってるというちょっとした違いもあります。
ブレードグラインダーは金属製の丈夫な羽根を回転させる事で、その金属の強い衝撃を利用して豆を粉砕するという特徴があります。
ブレードグラインダーには粉の大きさを調整する機能がないため、粉砕する時間で大きさを決める事しかできないという欠点も覚えておくと役に立つでしょう。
それぞれのミルの特徴については次項から詳しく説明します。