朝の10分で美味しいドリップコーヒーを淹れよう

アメリカにおけるコーヒーの新しい潮流「サードウェーブ」に欠かせない器具となっている「HARIO V60」はご存知でしょうか?

サンフランシスコのカフェでV60を使っているバリスタを見かけ、どうしてこれを使っているのか尋ねると「日本製は使いやすくて最高」「形がクールだよ」などといった答えが返ってきます。そして一番多かった答えは「理由なんてない。これがスタンダードだから使うんだ」というものでした。

2010年のワールド・バリスタ・チャンピオンシップで優勝を果たしたマイケル・フィリップスがV60を演目中に使用したことや、シカゴの焙煎所インテリジェンシアのビデオで数多くの赤いV60がコーヒーを提供するシーンに使われたこともあり、日本をベースとするガラスメーカーであるHARIOのコーヒー器具販売の半数以上が海外への販売となっています。

HARIO V60ブランドはコーヒーのプロが認めるハンドドリップ用の器具の1つとして世界で認められているのです。

あなたは忙しい朝の時間、どのようにしてコーヒーを作っていますか?

朝、目が覚めるとコーヒーメーカーに電源を入れてシャワーを浴びたり、そのあいだに朝食の準備をしたりとコーヒーを作る作業は機械に任せ、その時間にほかの作業を勧める人も多いでしょう。

もしくは家では飲まず、職場近くのコーヒーショップやコンビニでコーヒーを購入してから職場のデスクに向かうという人もいるかもしれません。

このように飲むコーヒーは確かに効率的で便利でしょう。しかし、最高の一杯とはいえないかもしれません。

忙しい朝でもせめて10分早く起きて、自分のために最高のコーヒーを淹れる時間を作ってはどうでしょう。

ハンドドリップは非常に難しく変数の多い作業。

使う器具、豆の量や挽きかた、お湯の温度とその量、さらには注ぐ早さやドリップ時間などさまざまな要因が複雑に関係するため、自分が下手だと認識していても何を改善するのかわからなくなってしまいます。

しかし裏を返せば、その数多くの変数をなくしてしまうか計測して改善することを可能にすれば、ドリップは確実にうまくなります。そのための器具としてHARIO V60 ドリップスケールが生み出されました。

この器具はHARIOの海外ユーザと議論する中で出てきた「ドリップのレシピの再現性を高めたい」というニーズに応じて製品化したといいます。

本体には重さを量るスケールとタイマーが同じ画面に備わっており、これ1台あれば豆の量や注いだお湯の量、経過時間を計測できます。

HARIO V60 ドリップスケールを使えば、経過時間を含めてドリップのレシピを再現したり、再現するための練習ができるようになります。つまり、この器具はドリップの最適化、ドリップのハックを可能とする道具であると言えます。

例えば浅煎りの豆を使ってすっきりと飲みたいというニーズに対し、「300ccのお湯に対して豆25g、2分30秒でドリップする」というドリップのレシピが与えられたとしましょう。このレシピをなんの道具も使わずに毎回再現することは難しいもの。

闇雲に淹れて運良く美味しく淹れられればその日は問題ありませんが、翌朝も同様に美味しく淹れられるかどうかはわかりません。また、焙煎豆の種類によってもレシピは異なるので、お店で豆を買う際に聞いてみるといいでしょう。好みの味によっては豆の量を調節することも可能。

コーヒーを淹れる作業とはまずスケールで豆の量を量り、中挽きでグラインドします。そしてペーパーフィルターをあらかじめセットしておきお湯を注いだあとにそのお湯を捨てます。豆をセットしてスケールをゼロに戻したあとに左のボタンでタイマーをセット。

お湯はやかんから、まずは豆全体を蒸らすように垂らし、30~40秒たって甘い香りが漂い始めたらゆっくりとドリップを始めましょう。初めはのうちは豆の表面と時間や重さの表示の間を視線が行ったり来たりして忙しく、そして慎重な作業に緊張することでしょう。

それでもだんだんとお湯を垂らすときの腕の角度にも慣れて、上手なペースでドリップを進められるようになります。こうなると朝一番の集中力は、だんだん強く香ってくる新鮮なコーヒーの香りとともに1日のエネルギーを呼び起こしてくれます。

美味しいドリップコーヒーはなにも寒空の下で1時間も行列しなくても、毎朝10分で淹れることができるようになります。朝の新しい習慣として是非取り入れてみてください。

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