学園祭で手作りコーヒーはいかが?
最近は、高校や大学の文化祭などで、コーヒーコーナーを設けるケースが増えています。ちょっと覗いてみると、なるほど人気は高いのですが、なかなか美味しいコーヒーに巡り会う事は難しいみたいです。
どうしたら、文化祭の模擬店のような設備で、おいしいコーヒーを提供することができるのでしょうか。
まずは、材料から見直してみましょう。小口買いだと少々高くなりますが、予算の範囲内でできるだけよい材料を、喫茶店や豆売り店などから仕入れてください。
あとは、挽きたて、抽出したてのコーヒーを提供すれば、味の方の問題はまず解決します。
次に、大量販売ができるよう、準備をしなくてはなりません。コーヒーマシン、カップ(紙コップを含めて)、水、食器洗いなど、これら備品の収集や作業分担に十分気を配って、販売するときに余裕を持たせておきましょう。
マシンなども、簡単なコーヒーメーカーより、できるなら本格的な物を使ってみたいものです。
ならば、地元の珈琲店、食器販売店と親しくなって、十分説明を受け、練習をさせてもらってから、当日その器具を借り受けられるよう、交渉してみましょう。
余っている器具がある、2台以上のマシンが置いてある、などのお店ならば、交渉してみる価値はあります。大切な商売道具を預けられる、責任感のある所を見せましょう。
また、コーヒー豆も仕入れる量や希望を伝え、その店から仕入れさせてもらうようにしておけば、よりスムーズに話し合いができるでしょう。
最後に、重要なのは告知です。コーヒーコーナーは辺りに香りがただよい、割りと人目を集めやすい模擬店ですが、それでもあまり目立たない所で販売していると、予想客数を集めるのが難しかったりします。
せっかくの文化祭です。成功させるためにも、呼び込みや告知は、しっかり行うよう、ご注意下さい。