コーヒーに酸味を感じる前に知っておきたい事
コーヒーを飲んだ際酸味を感じた事はあるでしょうか。同じ豆を同じ方法で抽出しても酸っぱくなってしまう事は、コーヒーが好きな人ならば誰でも一度は経験したことがあるでしょう。
これは、コーヒー豆が酸化してしまっているからです。酸化してしまったコーヒーは飲んだ後に口の中が嫌な感じで、胃がもたれるような気になってしまい、コーヒーがただ苦いだけの飲み物になってしまいます。
コーヒー豆は焙煎したその日から酸化が始まります。特に焙煎後2週間以上過ぎると酸味が出てきます。一度酸敗してしまうとその後ずっと嫌な酸味を出し続ける事となるのです。
酸化の度合いは時間経過だけでなく保存状態でも大きく変わってきます。たとえば直射日光の当たる場所に放置したり、異常に温度の高いところに保管してしまうと、酸化はより促進されてしまいます。
焙煎後2週間以内のコーヒー豆でコーヒーを煎れたとしても酸味を感じる事があります。これは、抽出の時お湯の温度が低かった事が考えられます。75℃以下のお湯で抽出すると酸味が目立って感じられるためです。
おいしいコーヒーを飲むために一番大事な事は、新鮮なコーヒー豆を使用する事。新鮮なコーヒー豆を入手するためには、購入するときはなるべく繁盛しているお店(在庫回転率が良い)で購入すると良いでしょう。