コーヒー豆の冷凍保存と冷蔵保存の違い
コーヒー豆の保存方法の使い分けは、どのくらいの期間保存したいかによります。
しかし、まず基本はその時点で豆が焙煎したてで新鮮であるということを前提に考えてください。焙煎した後、例えば常温で2週間以上放置していたものを保存しようとしても、それは虚しいだけかもしれません。
では、保存方法です。
1ヶ月程度の長期保存の際は、冷凍保存がいいでしょう。
短期保存の際は冷蔵保存になります。それでも、やはり保存は保存なので、香りは確実に落ちてしまうでしょう。そして、冷凍保存されたものを解凍する場合は間違っても電子レンジなどは使用しないで下さい。
冷凍庫から冷蔵庫へ移し自然解凍させるのが良いですから、冷凍庫で保存する際に、小分けにしてジップロックなどで臭い移りしないようにし酸素も出来るだけ抜いて、早めに冷凍されるように金属製のバットなどにおいて凍らせるといいかもしれません。
更に小分けにする時に、薄く、平たく冷凍すると更に早く凍らせることが出来ます。
しかし、解凍したものを余ったからと言って、再び冷凍するのは、品質が完全に落ちてしまうので避けた方が良いでしょう。
そして、繰り返しますが、焙煎された豆はできるだけ早く使い切るようにするのが一番であり、それが出来ない場合だけこのような方法で保存するのがいいでしょう。