コーヒー専門店で売っている豆と、生豆の違いは?

近年ではコーヒーの木をカフェで見かけたり、宣伝などで赤い実がたくさん成った木を見ることもあると思います。コーヒーの実は赤いですが、豆はその中にある種です。

豆自体の色は、種類や水分量などによって異なりますが、大半が濃いめのグリーン。この状態でコーヒーのように淹れても、全くあの風味がない上に、味自体がほぼありません。

コーヒー専門店で見かけるのは、豆を乾燥機にかけたり自然乾燥をした後、皮を脱穀し、それを焙煎した焦げ茶色の物がほとんどだと思います。

コーヒーにも脱穀が必要と聞くと不思議な感じがしますが、豆の周りは内果皮と銀皮で覆われています。この皮を取り除いた状態が、コーヒー専門店が仕入れる生豆と呼ばれる物になります。

まとめると、焙煎にかける前の状態の豆を生豆と認識すれば間違いないようです。コーヒー豆の精製方法としては、水を利用する水洗式、日光を利用する乾燥式などがあります。一般的には、水洗式で機械を用いて、大量に処理することが多いようです。

実際に私たちがコーヒーとして口にするまで、栽培から収穫、そして加工など、たくさんの工程が必要だということが良く分かります。だからこそ、コーヒーは嗜好品と言えるのです。

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