コーヒーは家で飲んだほうが安いから外で飲まないという選択について・・・
ある掲示板で、ファストフードやレストランなどのメニューに対し「自分で作ればタダみたいなもんやぞ」と書き込みをする「原価厨」というのが湧いたことがあるんですが、商売でやっているものに対して、原価分以上の価格を認めないというのは本当に頭が悪いと思います。
これと似たような試算がイギリスで行われたそうです。この試算が行われた時点で、イギリスのスターバックスラテは2.5ポンドでした。
これを仮に毎日1杯飲むと、1年で912.5ポンドになります。日本円にして、この記事を書いた時点のレートで16万円弱になります。
毎日のスタバラテをやめて、家で淹れるとなんと5年で1,873ポンドお得!
ん?なんで5年?ためしに5で割ってみましょう。すると1年だと374.6ポンドになります。日本円にすると約6万円。
まあ、日本人の感覚からすると1年で6万円の節約というのはわりと大きいとは思いますが、インパクトはないですね。6万円節約できても年間で10万円はかかるってことですし。
金額的なインパクトを強めるために、いきなり5年でってしちゃうのは頭悪いです。
そもそも毎日必ずスタバのラテを飲むという前提からして頭悪いですけどね。
私は家でもコーヒーを淹れますけど、出先でスタバに入ることもあります。
単に外出先でコーヒーを飲むっていうことなら、マクドナルドのほうが安いので、節約っていうならマクドナルドを選んだほうがいいでしょうけど、味の面でありえないのでスタバに入ります。
お店でコーヒーを飲む理由って、人それぞれにあるはずです。「家で淹れるなら外で飲まなくてもいいでしょ?」ってわけにもいかないでしょう。
私は、スタバのコーヒーの味が好きだし(2015年の味改定でちょっと好みからずれちゃいましたけど)、それにwifiも使えるし、ちょっとした時間をつぶすにもちょうどいいんでスタバに入るわけです。
節約のためにスタバに入らないっていうなら、そもそも家でもコーヒー飲みませんよ。そこまで切羽詰まって節約しないといけない状況なら、水飲んで我慢しろってんです。