あなたは大丈夫?知らないと恥ずかしいお茶やコーヒーのマナー

きちんと習ったことはなくても、基本的なマナーはわかっているはず。そう思っていても、改まった場面でとまどってしまった経験のある人は少なくないのではないでしょうか。親しい友人同士であれば気にしないことでも、いざというときにマナーがわからず恥ずかしい思いをしてしまったという人もいるかもしれません。

今回は特にお茶やコーヒーについてのマナーを確認していきましょう。

お茶編・茶たくは手に持つもの?

カップ&ソーサーの場合では、場面によってはソーサーを持って飲むことがマナーとなることがあります。日本茶の場合はどうでしょうか。カップ&ソーサーと同様でいいのではないかと考えている人もいるかもしれませんが、実はこれはNG。日本茶の場合、茶たくはテーブルなどに置いたままにし、茶碗だけを持ち上げるのがマナー。

そして持ち上げる時に片手では「丁寧」とは言い難い姿になってしまいます。基本的に両手で持ち上げるものだと覚えておきましょう。

熱いお茶。ふうふうして冷ましていい?

茶わんやカップを手にとってみたら、ちょっと熱そうかも・・・という場面もあるでしょう。そういう時はどうしたらいいのでしょうか。せっかく出してもらったお茶なのだから、ふうふうして冷まして早く口をつけるべきなんて考えている人はいませんか?

実はこの「ふうふう」と冷ます行為も基本的にはNG。これをすることは相手に対して「熱すぎる」というメッセージを送ってしまうことになります。口をつけてみて熱いなと感じたら、すこし時間をおいたりして「ふうふう」以外の方法で冷ますようにしましょう。

コーヒーカップの正しい持ち方知ってる?

コーヒーカップにもいろいろな種類がありますが、カフェオレなどを入れる用の少し大きめのカップの場合、持ち手に親指と人差し指、中指を添えて持ち、薬指と小指は持ち手の下で支えるように配置します。人差し指と中指は持ち手の中に通してしまって問題ありませんが、指を入れすぎて握るような形にならないよう注意してください。

そしてエスプレッソなどの小さいカップの場合に無理やり持ち手の中に指を入れるのはNG。

このような場合は親指と人差し指で軽くつまむような形を作って持つようにしましょう。この持ち方の際にありがちなのが、バランスを保とうとして小指がたってしまうこと。

ありがちな姿ではあるのですが、小指を立ててコーヒーを飲んでいる姿は素敵とは言い難いもの。慣れないと持ちにくいものですが、家などで実際に飲み物を入れ、持ち方に慣れておいたほうがいいかもしれません。

また、コーヒーカップのソーサーを持つべきかどうかで悩む人もいるでしょう。基本的に食事をするようなテーブルで出された場合、カップのみを持ち上げる形で問題ありません。しかし、ソファに座っている時などテーブルと自分との距離が離れている場合、ソーサーを手に取り膝下に添えるような形で飲むようにします。

今回はお茶やコーヒーについて基本的なマナーをご紹介しました。あとはお茶の時間を楽しむことを心がければ問題ないはずです。これらのマナーを頭に入れて自信を持って堂々と振舞うことを心がけましょう。

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