眠気には、カフェイン?それとも音楽?

あなたは運転中に強烈な眠気に襲われた経験はありませんか?

休みなく長い距離を運転している時や渋滞にはまってしまった時など、集中した状態が長く続くと、疲労によって眠くなってきます。

眠気や疲れを紛らわすのによく用いられる方法は、音楽を聞いたり、カフェインの入っている飲み物を摂ったりすることではないでしょうか。

どちらも良い方法と思われますが、その効果が大きいは一体どちらなのでしょうか。

カナダのマックマスター大学の研究者が、その効果を検証する実験を行いました。

実験は3日間、各日とも同じ時間帯に行われました。被験者は2時間運転し、運転中に音楽を聞いた場合、カフェイン飲料を飲んだ場合、何もしなかった場合、それぞれの疲労度合を測定、比較したのです。

その結果、何もしなかった場合が疲労を感じやすい傾向が見られました。また、カフェイン飲料を飲んだ場合の方が判断力などがしっかりとし、ハンドル操作が的確になることが分かりました。

つまり、眠くてどうしようもない時は、音楽を聞くよりも、コーヒーやお茶などを飲む方が安全運転につながるのです。

でも、カフェインは利尿作用があるので、サービスエリアやパーキングエリアを確認し、飲み過ぎないよう少し注意が必要かもしれません。

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