甘いウィンナーコーヒーのホイップは甘くない?
熱いコーヒーに冷たいホイップを乗せたコーヒーと言えば、ウィンナーコーヒー。名前のとおり、ウィーン風のコーヒーという意味ですが、本場ウィーンでは「アインシュペンナー」と呼ばれています。
そんなウィーンのコーヒーには他にも泡立ったミルクが特徴の「メランジュ」やデミタスミルクの「クライネ・ブラウナー」、ブラックの「シュヴァルツァー」など、様々な定番があるのですが、今回は日本で親しまれているウィンナーコーヒーについて少し書かせて頂きます。
ウィンナーコーヒーは通常、熱いコーヒーに冷たいホイップが乗っていて、尚且つ甘いのが特徴です。だからこそ、ホイップ自体を甘くしてるのかと勘違いしてしまうかもしれませんが、これに使うホイップは無糖のものがベターです。
泡立ちをキープするには無糖のものがいいから、という理由ですが、何よりコーヒー自体を甘くするのが定番なので、ホイップまで甘くする必要が無いのです。
上記にあるように、ウィンナーコーヒーは提供時には既に甘いのが通常ですから、注文時は甘さの調節加減、もしくは砂糖の有無を付け加えるといいかもしれません。また、自分で作られる場合はカップを温めておくといいでしょう。
冷たいホイップによる温度低下を多少、防ぐことが出来ます。アレンジでホイップにブランデーなどの洋酒でアクセントを入れてみるのもお勧めです。どうぞお試しください。