日本産のコーヒーが欲しいけど、あるんですか?

コーヒーが一般的に嗜まれるようになって久しく、現代では缶コーヒーもたくさんの種類が販売されています。コーヒー好きなら、豆から挽いて飲む人が多いですが、やはり産地にはこだわりがある方もいます。何故かといえば、産地により風味・酸味が全く違うから。

中には、「世界のコーヒー名産地の銘柄は全部飲んだ」という方もいるでしょう。しかし、日本産のコーヒーはどうでしょうか?そう問われれば「そもそも日本産のコーヒーはあるの?」という疑問を持たれるかも知れません。

先に答えを言えばこの点についてはYES。小笠原、九州でのハウス栽培、沖縄本島、徳之島、石垣島などでごく小規模にコーヒー栽培がされています。インターネットなどで調べると、日本産コーヒーを販売しているサイトも見つかります。

とはいえ、これだけコーヒーが好まれているのに、なぜそれほど日本産コーヒーを見聞きする機会が無いのでしょうか?それは、コーヒーの栽培の難しさと日本の気候が関係しています。

コーヒーは主に熱帯気候の地域での栽培が適しています。霜がおりるような寒い地域は苦手ですし、雨の量・日照も適度に必要で、病虫害の被害も被りやすいため、なかなか栽培が難しいようです。

そのため、日本では前述したような、暖かい地域での栽培にとどまっているのです。

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