寝る前にコーヒーを飲むと眠れなくなるって本当ですか?
眠気覚ましとしてもよく飲用するように、コーヒーにはカフェインが含まれていることから、眠れなくなるというのは事実。
しかし、カフェインを日常的に摂取していると体にも耐性がつくため、同じ量を飲んでも効果が薄れていくことがあります。そのため、同じコーヒーを同量飲んだとしても、眠気覚ましとして効くか効かないかは個人差が生じます。
「夕食後にコーヒーを飲みたいけれど、眠れないと困る」そんな方に大体の目安をお知らせすると、カフェインは摂取後30分から覚醒効果を発揮しはじめ、その効果は1時間半から4時間程度は持続すると言われています。
そのため、寝る時間から逆算して飲んで良い時間を決めれば良いでしょう。また、早めに飲んでみて、眠気を普通に感じるタイミングをつかんでいけば、大体何時までならコーヒーを飲んでも睡眠に影響しないかが分かってきます。
なお、徹夜などでコーヒーをお供に頑張る光景が良くありますが、これも飲み過ぎはかえって逆効果になります。コーヒーには利尿作用があるため、体から水分が抜けていきます。
そうすると体はだるくなり、眠くなることになります。集中した後の休憩時間にリラックスするために飲むなど、何事も適度に楽しむということが大切なようです。